KATAGIRI_Blog

しがない大学生の備忘録です。

マスクなしの自由な留学生活 ~留学1ヶ月を終えて~

家族旅行のイラスト「飛行機でお出かけ」

みなさんこんにちは。ブログの更新が遅くなってしまいました。

アイルランドへ来てからおよそ1ヶ月ほどが経過しました。今回は現時点で私が感じたことや考えなどをシェアしたいと思います。

 

 

 

とにかく暇

授業の課題はもちろんあるのですが、徹夜するほど追い込まれる量ではなく、日本にいた時とは比べ物にならないくらい時間が有り余っています。思えば、約1年半前の2021年3月から留学のために準備を進め、それと並行して大学の講義やアルバイト、加えて軟式野球のサークル長の仕事をしていた大学3年の一年間はかなり忙しかったなぁと感じています。実際、英語の試験(TOEFL)の進捗が予想していたほど良くなかったため、バイトを1ヶ月丸々休んだ時期もありました。しかし、大学4年に進級する際には単位をほぼ取り終え、やっと余裕ができ英語の勉強にも集中することができました。

私の忙しかった自慢はここら辺でやめておき(笑)、「大学生にとっての暇な時間」に対する自分の考えを少しだけ述べさせていただきたいです。

語弊を恐れずに言えば、大学生が忙しそうにすることに何もメリットはない、というのが私の考えです。

社会人にとっては、忙しそうにすることで余計な仕事をしなくて良いという戦略的なメリットが存在すると思いますが、大学生が忙しいアピールをすることにはなんのメリットもありません。

 

ところで、大学生を忙しくしている要素は一体何なのでしょうか。おそらく大学の講義やその課題、研究、加えてアルバイトなどが典型的な例ではないでしょうか。またサークルや何かしらの団体で幹部なのであればその仕事も大きな要因の一つでしょう。確かに上記の要因は私たち大学生を忙しくさせるものですが、それでもその忙しさなんてたかが知れています

どんなに難しい講義の試験でも、どんなに忙しいバイト先にあなたが勤めていようとも、どんなにサークルの仕事の負担が大きくても、所詮大学生のわたしたちにできるレベルのものなのです。実際、先輩が何人も同じような道を通り卒業していっているのですから、私たちだけが特別忙しいわけではありません。履修が必須でないなら放棄すればいいし、バイト先が嫌なら別の所に移ればいいし、仕事が多いなら他のメンバーに協力をお願いすればいいだけです。それくらいの自由さは大学生に認められているのではないでしょうか。

忙しさと自由は対極の存在だと思います。時間がたくさんあれば、何をするにも「自由」です。Netflixをみたり、勉強をしたり、一人で1ヶ月くらい海外旅行したり、友達と出かけたり、やりたいことはなんでもしていいはず。そうやっているうちに、ゆっくりとではありますが自分が何をしていきたいのか明確になるはずです。

私たちはそうやって自由に時間を使って、今の自分について・将来の自分についてじっくり考えることが許されているはずです。

 

 

コロナウイルスなんてもう忘れた

アイルランドではマスクをつけている人はごく少数ですし、ヨーロッパ諸国から来た留学生から聞いた話ではもはやマスクはつけなくて良い所がほとんどです。医師の診察を受ける際はマスクの着用が義務ではありますが、教室でも、レストランでも、カフェでも、ショッピングセンターでも、ジムでもマスクは必要ありません。ジムでマスクを着けて行うトレーニングは、鍛えているのが筋肉なのかメンタルなのか分からないくらい辛かった記憶があります(笑)。

 

この記事では日本のマスク着用の是非について述べるつもりはありませんが、あの息苦しくて閉塞感のあるものを帰国後もつけなければならない場面があるのかも知れないと思うと、かなり気が滅入ります。マスクによる肌荒れほどイライラするものはありません。マスクをつけなくて良いという環境に完全に慣れてしまいました。

 

日本人とマスクの親和性が諸外国とは比べ物にならないくらい高いことは十分に理解しています。しかしながら、高いワクチン接種率を誇り、かつ、マスク着用に関する法律は一切存在しないにもかかわらず、メディアの報道や国家からの要請のみによって2年以上もマスクをつけ続け、いまだにマスクを外して良い基準が明確になっていない社会状況が果たして適切なものなのでしょうか。私は適切ではないと思います。

マスクをつけるのが個人の判断によるものだったのであれば、外す判断も個人の自由であるべきです。まして、”個人の判断で”マスクを着用している人”個人の判断で”着用していない人たちの間で、不快感によって社会が分断されているような状況は望ましくありません。

国家が国民をコントロールするのは法律だけによるべきです。雰囲気で国民をコントロールするのは危険ですらあると思います。

確認のために述べておきたいのですが、私はマスクの効果を十分に理解しているつもりですし、今すぐ日本国民全員がマスクを外すべきなどとは微塵も思っていません。しかし、日本におけるマスクに対する考え方をより明確で最新の価値観に変更していかない限り、本当の日常を取り戻すのはかなり先になると思います。

 

 

まとめ

1ヶ月ほど留学先で生活し終えて、初めは聞き取れなかった授業が徐々に聞き取れるようになり、文化にも慣れてきました。まだまだ慣れないことやストレスを抱える場面もありますが、友人もできとても楽しく生活しています。今後も留学先で感じたことをシェアしていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

ではまた。